2026年4月26日 復活節第4主日 聖餐式
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| ゴッホ,「羊飼いと羊の群れ」1884年、ソウマヤ美術館、メキシコ. |
私たちは、幸せのためには色んなものが必要だと考えます。まず絶対にお金、健康、また色んな楽しみ。そして「物」。あれもこれも欲しいと買い捨てられないままです。
そんな私たちに衝撃的な福音です。「主は私の羊飼い、私は乏しいことがない。」私は自分一人で生きているのではない。私には羊飼いがいる。主がおられる。このお方さえいれば私は乏しいことがない。他には何も要らない。「思い煩うな」(マタイ6:34)。「金や健康や物が必要。ないから心配だ。いや、今あっても、もっと欲しい」という思い煩いから、羊飼いは私たちこを解放してくれます。これはまず父を羊飼いとしたイエスさまの生き方でした。そして私たちはそれに続きます。今度は主イエスさまを羊飼いとして。
羊飼いイエスさまを信頼するなら、私たちは養われ、導かれ、守られ幸せに生きることができます。
主は5千人の養いのように「緑の野に伏させ」聖餐で養われます。「憩いの汀」である洗礼の泉から渇いた魂に命を飲ませ「生き返らせて」くださる。そして私を神の前に「正しい」者として下さる。
たとえ「死の陰の谷」という体と心の暗闇にあっても共にいてくださる。(ゴッホ)。鞭と杖で存在を近くに感じさせ、出エジプトのように死から命へと導き出して下さる。
そして羊飼いが見守っていれば、羊は狼が見えても草をはむように、苦しみの前で主は聖餐を備え、杯を満たされる。そして敵ではなく、神ご自身が恵みと慈しみで私を追いかけてくださる。だから私は日の続く限り主を信頼し、主の家、教会で祈り暮らしていこう、と。
全てに先立ってまず主を必要とする。必要なものは羊飼いが与えて下さる、聖餐のように養って下さる、と信じる。そうすればもう何も欲しがる必要も、思い煩う必要もなくなります。 満たされます。
あなたの後ろを追う羊飼いの声を聴き取りましょう。「私を信頼しなさい。そうすれば乏しいことはない。他に何も要らなくい。必要な物は全て私が与えるから。」
どんなものよりも主の存在を大切にするとき、私たちは家族や友の存在をも同じように愛し始めます。「この人さえいれば他に何も要らない。乏しいことは何もない」と。
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