しかしイエス様は今日、驚くべきことを語ります。「悲しむ人々は幸いだ!!」意味不明な言葉です。「悲しいって言ってるのに、なんでそんな私が幸せなんですか、私の気持ちを本当に分かってるんですか」と言い返したくなります。それでもイエス様は大真面目です。「悲しむあなたは幸せ。幸せに感じないだろうけど、実はあなたは悲しみを通して神に祝福されるんだ」。
正しい悲しみ、幸せな悲しみとは本当に人を愛したからこその悲しみです。人を愛さなければ悲しむこともない。人を愛したからこそ、その人が喜べば自分も喜び、泣けば一緒に泣き、苦しめば共に苦しみ、そして死ねばもう立ち上がれないほどに悲しむ。そんな愛する生き方こそ本当の人間の幸せだ。事実わたしも愛する生き方を選んだ。あなたを愛したからこそ、あなたと一緒に十字架で悲しみ死んだんだ、と。
この生き方こそ幸いである証拠として神はイエスさまを復活させました。そして私たちをも必ず死から復活させ、愛する人と再会させて喜びで涙を拭わせる、と約束してくださるのです。
