決心
「まず腰を据えて」(ルカ14:31)
中国史マンガ「キングダム」の主人公、は、仲間と共に強敵を次々倒していく。その強さは「大将軍になるためには何も恐れない」決心だ。
イエスさまも自分の弟子になる覚悟をさの譬えで迫られた。二万の敵が襲ってきた。どうしよう。味方は一万だ。戦いたくなければ和平を結べるが、それは酷い扱いをされる降伏と同じ。嫌なら戦うしかない。そして戦い始めたなら決して屈さず、死をも恐れず戦い抜かねばならない。だから「まず腰をすえ」心を静め、神と繋がり、決心しなさい。徹底的に自分に死んで「わたしに結ばれて生きる」と決めなさい、と。
これは「お国のために死ね」という大日本帝国の呪いではない。神はあなたに生きて欲しい。
だから王国が滅び、バビロンで捕虜にされた民へ、主は真っ直ぐに命を選ぶ決心を勧める。「わたしは今日、命と幸い、死と災いをあなたの前に置く、、、主を愛し、主につき従いなさい、それがまさしくあなたの命だ。」(申30:15,20)
あなたが腰をすえて祈るとき、イエスが共に坐ってくださる。私たちの中で共に決心してくださる。自分自身を尽くして生き抜いていく決心を。「どんなに苦しくても悲しくても、病いの時も死ぬ時も、わたしが一緒にいるから」と。