照らされた旅 「起きよ、光を放て」 イザヤ60:1-9 (C年顕現日)

2019/01/06



照らされた旅 

「起きよ、光を放て」 イザヤ60:1-9 

 こうイザヤが命じた民は、実は闇と暗黒の中に(60:2)いた。捕囚解放後も皆が帰らず、外国に今だに虐げられ、貧困にぐ。だが「主の栄光はあなたに輝く」と予言したのだ(60:1)。息子や娘らは帰り、外国の王ら(3)は、宝や富(5)、黄金と乳香を、らくだの大群や大船団で来て貢ぎ(6,9)、「栄誉」と賛美を主に捧げる(6)と。
 主の栄光に輝くエルサレムの王は500年後に驚くべき姿で現れた。その王は諸国民を力で支配しない。十字架と復活という、弱さの中で赦す、愛によって救う真の王イエスさまだ。この愛と赦しの王を信じるなら誰でも、どの国の人も、どんな罪人も救われる。こうして主がアブラハムに約束した諸国民の祝福は成就する。
 イザヤの予言成就として、マタイは東方の博士が光に導かれて御子を礼拝する旅を書いた。それは私たち自身の旅だ。どんな暗闇でも神の光を見出して導かれ、キリストに会いに行く旅だ。
 この一生涯の旅は、毎週の聖餐で導かれ養われ祝われる。賛美して入堂し、み言葉に光を見出し、生活と労働を奉献し、至聖所のベツレヘムに進み、祭壇の御子を拝んで食して一体となる。
 教会も人生も将来が暗い時こそ、聖餐の主が私たちを照らし輝かす。さぁ、起きよ、光を放て!

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聖公会京都教区の司祭です。大津聖マリア教会勤務です。うつ当事者として自助グループ「マ・カタリーナ」の世話人もしています。リンクをご覧ください。

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