命を与える「命を与えるのは"霊"である。 肉は何の役にも立たない 」 (ヨハネ6:63)

2012/08/26


過激な発言です。この世は一切無駄だと言うのでしょうか。いや、ちがう。神の言、メッセージ、全ての存在の意味であるキリストは、この世の肉なる人間を愛し、救い出すために、自ら肉となって私たちの間に宿られました。

だからここは「肉だけでは」という意味だと思います。そして"霊"とは、全ての存在を生かす「命の与え主なる聖霊」です。

聖餐の血と肉も、自分の肉体も人生も、教会や結婚のようなこの世の営みも、それだけでは決して神の命に導いてくれない。逆に苦みや躓きのほうが多い。肉なる存在を神の命に生かすのは、この世の何ものでもなく、神である聖霊によって、イエス様を通してです。

戦国•江戸時代の何万人ものキリシタンは、秀吉や徳川から信仰を捨てるように迫られ、拷問され、順番に処刑されても、決して「魂を救う信仰」を捨てませんでした。この世の、全て肉なる存在の創造主こそが、私たち人間を救うんだ、生かすんだ、天国へ導くんだと最後まで信じて疑わなかったのです。

この世の肉なる苦しみの時にこそ、この過激な発言を信じ「決して離れない」と何度も何度もイエス様にしがみついていきましょう。

 

 

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聖公会京都教区の司祭です。大津聖マリア教会勤務です。うつ当事者として自助グループ「マ・カタリーナ」の世話人もしています。リンクをご覧ください。

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